なぜ、モンテッソーリ教育なの?
子どもが何よりも主体なのは、生きる力を育てるため
皆さんが自分のこどもが大人になった時に望むことはなんでしょう…?
この世界には色々な年齢の人が住んでいます。そこには決められたルールがあり、自分を尊重しながら相手を思いやり、助け合いそして支え合って生きています。私たちはそんな環境の下、日々の生活の中で大きなことから小さなことまで様々なことを選択、決断して生きています。時には問題に直面することもありますが、「どうしたら良いか…」と考えそれを一つひとつ解決しながら過ごしています。
モンテッソーリ園のお部屋は、小さな世界のように構成されています。異年齢の子どもたちが同じ環境で過ごすことで、小さな子は大きな子から様々なことを習い、大きな子は小さな子を世話することで思いやる気持ちを学ぶことができます。数ある教具の中から自分の興味のあるものを選択し、そのものに対して真剣に関わり、時には失敗をしながらも最終的にはやり遂げ成功体験を味っていきます。これを繰り返すことは生きる力へと繋がり、これから生きていく上での大切な土台となっていきます。
従来の教育 | モンテッソーリ教育 |
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コミュニケーションと社会性の重視 | 社会性だけでなく、 人や物への配慮などの認識も重視 |
教師が主体 | 子どもが主体 教師は、子どもができるように支援 |
しつけ~教師によってなされる | 自律の心が促される活動と環境がある |
横割り 同年齢のグループ | 縦割り 異年齢のグループ |
教師が教える | 子ども同士でも教えあう |
設定された活動を行う | 子どもが活動を選択する |
先生から教えられる | 子どもが自分で活動して概念を学ぶ |
グループのペースで学ぶ | 自分のペースで学ぶ |
褒美と繰り返しにより学ぶ | 繰り返し成功感を味わいながら学ぶ |
決められた席に座って授業を聞いて学ぶ | 子どもが学ぶ場所を選び時にはグループでも学習する |