ディレクターのひとりごと
Vol. 3 ひとりできるようになるために大人がすること
みなさんこんにちは。ディレクターのゆかりです。
お読みいただきありがとうございます!
今日は、前回の続きで
「1人でできるようになるために大人がすることについて」
についてお話をします♬
1人でできるようになるために大人がすることは…
- 見せる!そして黙ってする。
- 子どもがやりたがっていることを1つにしぼる!
- 動きは分析して見せる!
解説していきましょう!
- 見せる!そして黙ってする。
例えばスプーンを下から3本の指で持てない子どもがいたとしましょう。
その子はしばらくの間、お母さんからきちんと持つように言われていますが
まだ上手に持てません。
そして、今日もスプーンを上から5本の手で握って食事をしています。
それを見たお母さんは
「あ、また上からグーの手で持ってる!何回言ったらわかるの?」
「ほら、まずこうやって下から持つの。」
「そして中指と、人差し指と親指の先をくっつけて…。」
「あ、違う違う!」
「あーできた!あ、ちょっとこっちが曲がってる。」
「ここを直して、さあ持てた!じゃあ食べましょうね。」
ストーーーーーー-ーーップ!
スプーンを持つという動作と
どうやって持つという言葉が混同しています。
これは子どもたちにとって
混乱を招きます。
動作か言葉か、どちらに注意を向けて良いかわからなくなってしまうのです。
正しくは、
「OOちゃん、今からお母さんスプーン持ってみるから見ててね。」
「………………………………………………………………………………..」
(↑スプーンの持ち方を見せています。)
「できた。OOちゃんどうぞ。」
と言ってスプーンを子どもに持たせます。
ついつい言葉で言いがちですが、是非ご家庭で
黙って見せる
トライしてみて下さい♬
次回に続きます!